株式会社クロス・マーケティング様主催のセミナーへ参加してきました

夏の終わりは月見バーガー

先月、セミナーに参加してきました。

こんにちは聖です。

季節の移ろいとは早いもので、もう九月です。

少し経つのですが、タイトル通りセミナーに参加してきました。

今日はそのご報告です。

参加したのはこちら

https://www.cross-m.co.jp/news/seminar/20190827/

店頭ショッパー調査 入門

~お客様はお店のどこを見て購入・再来店するか?ショッパー視点で見た商品・棚・接客のありかた~

内容は入門というだけあって、予備知識が無くても理解できるレベルでした。

前回が濃密すぎたので、今回は余裕をもって受講できたと思います。

こちらが頂いた資料です。

(会場の写真撮影は、現場の空気的に今回はやめておきました。)

第1部「ショッパー調査でPOS未満の情報をしっかりと掴む」

お話をまとめていきたいと思います。

1人目の講師は、
株式会社クロス・マーケティング
リサーチプランニング本部 専門領域リサーチ部 ショッパーマーケティンググループ
リサーチディレクター
峯岸 信也 氏

テーマは、

お客様は何を求めているのか?
“現場”を知るための店頭ショッパー調査入門

「ショッパー」とは、売り場に来てから購入するまでの人の事です。商品の購入が決定した、「カスタマー」とは分けて考えます。
ショッパーに着目することで、プロセスにアプローチ出来ます。

売上分析においてはPOSが有名です。POSでは何が、いつ、何個売れたか等の結果は分かりますが、それが「何故」売れたのかは分かりません。
ショッパーの調査によって、例えば、商品を検討して買わなかったのか?検討しなかったから買わなかったのか?等の動向を掴めます。それによって施策が変わっていくのです。

そして、このショッパー調査はWEB調査では、どうしても聴取が難しいとの事。
うちの業態には耳の痛いお話…。

調査方法(エンバイロセル調査や意識調査系)や、分析のための数値化における指標例などを、さらりと解説して頂き。具体的な活用例へ。
ショッパー調査の活用例の一つとして、商品のポジショニング等のカテゴリーマネジメントを挙げていました。

例えば、商品の数は変わっていないのに、並べ方を工夫しただけで、商品が豊富そうだという印象に繋がったそうです。
他にもいくつか事例をご説明していただき、講義は終了しました。

弊社では実際に商品を並べたりすることはありませんが、エンドユーザーであるお客様とお話する機会も多いため、顧客目線に立つ考え方の一つとして参考になりました。

第2部 リピート回数を増やすための覆面調査

2人目の講師の方は、

株式会社ショッパーズアイ
ソリューション事業部 セールス&マーケティングチーム
リーダー
矢内 準也 氏

テーマは、

お客様を逃さない、リピート回数を増やすための覆面調査・
調査結果の分析・店舗に浸透させる方法

内容は覆面調査に関する資料と、そのサービス展開をしているショッパーズアイさんのご紹介の色が強かったです。

調査方法等は特別なことは無かったのですが、調査分析の方にはノウハウがありました。

例えば、調査カテゴリに対して再来店意向との相関係数を取り、各カテゴリを平均値と比較。相関係数が高いのに平均評価が低いものは、再来店意向に結びつきやすく改善の余地があるものとして、優先課題になりうるといったような。

「調査して終わり」では、無いのです。分析と対策の実行が大事。

総括

最後は質問会やトークセッションを行い、、、のはずが、質問はゼロ。

自分もご多分に漏れずなので、何も言う権利は無いのですが。前回のセミナーと比べると、、。まあ、それぞれですからね。

今回のセミナーも、お師匠様の勧めで行ってきたのですが。ジャンルや業種的には、普段の業務とは離れていたかもしれません。しかし、ウェブにおけるマーケティングも、通常のマーケティング手法が軸にあるのであれば、無駄にはならないと思います。今後の仕事に活かしていければと思います。お疲れ様でした。

おわりに

やり残した線香花火も、夏バテの気だるさも、ヒグラシの声が拭うような、哀愁の色が強い季節。

身体を壊さずに、頑張っていきましょう。

それでは。

聖。