業務システム入門③

夏物と冬物が入り乱れる部屋

こんにちは。ご無沙汰しています。

今日も業務システムについてです。

前回の記事にて業務システムでは、図を用いて知識を共有していくことに触れていきました。

それでは具体的にどのような図を使うのか紹介します。

業務フロー

業務フローとは「業務単位とデータやモノの流れの連携の様子を俯瞰するための図」です。

もう少し分かりやすく考えていきましょう。

漠然と業務と言われても様々なものがあります。その中には何人も関わる大きな業務もあります。

そのような業務を最小単位である「業務単位」というものに分割していきます。

業務単位の定義は「一人の担当者で行われる始まりと終わりが明確な仕事のまとまり」です。

業務単位と業務単位でどういうやり取りがされているか。

その様子を表したものが業務フローになります。

文房具屋さん

できるだけ想像しやすい例で考えてみましょう。

商店街の文房具屋さんです。

文房具屋さんの仕事を業務フロー化していきましょう。

いきなり図を描くのは大変そうなので、箇条書きにしてみます。これ我流です。

  • 文房具をお客さんに売る
  • 売るための文房具を仕入れる
  • 仕入れた文房具を管理する

ざっと、こんな流れでしょうか。もちろん店舗の清掃など、他にも大切なお仕事はありますが、今回は商品の流れに着目しています。

いよいよ図を描く

さて、箇条書きを図にするとこんな感じになりますね。

シンプルですが、はじめの一歩です。

さらに、ここに発生しうる業務を書き込んでみます。

商品を仕入れるには発注業務が必要。お客さんに売るには販売業務が発生する。などなど。文房具屋さんになりきって、どんどん考えてみます。実際の場合はユーザーの方にヒアリングしたり、他の似たような業種を調べて参考にしたりします。

なかなか、それらしくなってきましたね。

もう少し続きますが、今回はここまで。

おわりに

寒いですね。衣替えが間に合っていません。

冬眠希望です。どなたか冬眠休暇を作ってください。一票いれます。

それでは。

聖。